宮崎大学
ニュースリリース

地域に住む全ての外国人に日本語の学習機会を ~ 地域日本語講座を実施 ~

2024年02月16日 掲載

2024年2月15日(水)、地域日本語講座(初級編)の最終回が宮崎大学附属図書館にて行われ、6名が参加しました。

この講座は、宮崎県が地域日本語教育体制整備事業の中で行う県内在住外国人向けの日本語講座について、宮崎県国際交流協会から委託を受けて宮崎大学が実施しているもので、初級クラスと初中級クラスに分かれて、20235月から週2回のペースで実施され、両クラス合わせて20名が登録。初級クラスでは、ひらがなの読み書きからはじまり、日常生活で頻繁に使われるフレーズや挨拶などを中心に学び、初中級クラスでは、更に一歩踏み込んだ内容を日本語で表現してもらう練習をしました。

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△山内奈々絵 日本語教師


初級クラスの最終回となった215日は、旅行に行ったときの感想を簡単な言葉を用いて相手に伝える練習をしたほか、グループトークを交えて和気あいあいとした雰囲気で行われました。また、別日に実施された初中級クラスでは、初級クラスより進んだ、旅行の感想に留まらず、気候・観光地・宿泊先などについて、より詳しく、自分の言葉で相手に伝えることに挑戦しました。

△旅について日本語で語る
△旅について日本語で語る
s△ひらがなの添削を受けている様子
△ひらがなの添削を受けている様子


本年度の後半は、途中から受講した方が多く、出席回数が全体の80%以上の規程を満たす受講生がいなかったことから、修了証書を渡すことはできませんでしたが、宮崎県国際交流協会職員から各受講生に出席記録証という形で修了の証が手渡されました。

△授与の様子1
△授与の様子1
s△授与の様子2
△授与の様子2


また、昨年度から本年度の前半では、アフガニスタンから避難の元留学生とその家族、また日本就職を目指すミャンマーからの留学生らが受講し、日本語を上達させて、それぞれ、県内や国内他地域などへ就職をしていくなど、留学生らのこれからの将来や生活の支援につながる活動となりました。

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△初級受講生 集合写真



本講座は、2024年度も継続を予定しています。宮崎大学は、留学生の日本語学習や就職の促進、地域社会の国際化と多文化共生に向けた取り組みの支援を行い、誰もが住みよい地域づくりを目指す多文化共生社会の実現に寄与していきます。

▼地域日本語講座の概要
https://hinatanihongo.mif.or.jp/easy-japanese/news/foreigner/1170/

▼アフガニスタン元留学生の支援活動
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/international-info/-3-2.htm

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