ニュースリリース
2018年10月31日 掲載
↑NITTE-MIYAZAKI CONCLAVE 2018で挨拶を行う池ノ上学長
平成30年9月7日(金)から8日(土)の日程で、宮崎大学池ノ上克学長、伊丹利明副学長、丸山眞杉医学部長及びハリッシャクマール・マドゥエスタ医学部助教がインドのニッテ大学(マンガロール市)を訪問した。
7日はIndo-Japan Academic Meeting 「NITTE-MIYAZAKI CONCLAVE 2018」が開催され、多くの学生、教職員が参加した。
↑伊丹副学長による宮崎大学の紹介
会議ではニッテ大学の教員によるエンドスルファンについてのレクチャーや地域におけるエンドスルファンの状況や研究結果、さらに、びんろうの薬用に関する報告など様々な研究発表があり、会場からも質問が出るなど、活発な質疑応答が行われた。また、伊丹副学長による本学の紹介もあった。会議終了後には、本学で博士課程を修了したニッテ大学教員の案内で研究設備を見学し、その後に附属病院の視察も行った。
↑車椅子の贈呈式での記念撮影
8日午前はNGO「Seva Bharathi」が運営する障がいを持った子供達を支援する施設Chetana Child Development Centerを訪問した。施設責任者のPrameela Rao(プラミィラ・ラオ)博士の案内で、子供達の機能回復訓練のための取組や設備について説明を受けた。この施設では子供達の他、地域の老人への健康教室なども開催しており、この地域の保健福祉を担う施設として重要な役割を果たしている。その後、この日のために本学から車椅子4台を寄付するセレモニーが行われ、池ノ上学長から、子供達の自立を支援するための取組に対する賞賛とこの車椅子をぜひ役立てて欲しいとのスピーチがあった。
↑卒業式でスピーチを行う池ノ上学長
この日の午後には、ニッテ大学の卒業式が盛大に執り行われ、卒業する学部学生・大学院生およびその家族、関係者など約7,000人が出席した。宮崎大学の一行も来賓として参加し、池ノ上学長はニッテ大学の総長他関係者と共に登壇し、卒業生の門出を祝福するとともに、お祝いのスピーチを行った。この卒業式への池ノ上学長の参加については、現地メディア等にも取り上げられた。
今回の訪問で、両大学の友好関係が深まると共に、今後の連携・協力の推進についても再確認できたことで、学術・学生交流の分野における更なる成果が期待される。
↑附属病院の視察
↑Child Development Centerを見学する宮崎大学一行
↑ニッテ大学総長他関係者と池ノ上学長(写真中央)
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